北海道牧場

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北海道第一カドワキ牧場

北海道第一カドワキ牧場は、1995年(平成7年)に北の大地、北海道に繁殖農場としてスタート致しました。150ヘクタールという広々とした土地で母牛は健康で大きな仔牛を産み、10ヶ月齢までの期間を飼育しています。仔牛は成牛以上に気を使う必要があり、とてもデリケートです。わが子のようにたくさんの愛情を注ぎ、1頭1頭を三重牧場に送り出すまで気が抜けません。就農し、15年経った今でも「牛から学ぶ」をモットーに日々の仕事に励んでおります。

スタッフ一丸となって出産に立ち会う様子

   

分娩直後も気を抜けません

生まれたての子牛を優しいまなざしで見守るお母さん

北海道カドワキ牧場 門脇 武臣より

北海道カドワキ牧場 門脇 武臣(たけおみ・三男)

みなさまはじめまして。北海道カドワキ牧場を担当しております門脇武臣(たけおみ)と申します。カドワキ牧場は若い人材の育成にも力を入れております。後継者不足や資金調達が年々困難を極める中、日本の畜産業は衰退に向かっている事は確実です。

少子高齢化に伴い牛肉の国内での需要が増えることはないかもしれませんが、世界的に見ると人口が増え続けておりますので、人口増加に伴い牛肉の消費量も増していくことが予測されます。その事に注目すれば、日本固有の『和牛』がなくなるどころか、その未来は明るいと私たちは考えます。

現状では、一農家当たりの飼育頭数は増えておりますが、頭数の確保と同様に、等級などの質の確保も必須条件になってまいります。今後、今以上に『生産の質』を高め、それをデータ化していく事で、新しい形で次世代につなげる畜産を目指す必要があると考えます。

和気あいあいと働く環境があります

みなさんはじめまして。北海道カドワキ牧場で哺育を担当している白川と申します。私はとにかく牛が大好きです。子牛は人間の赤ちゃんと同じで管理にとても気を遣いますが、とても人懐っこくてかわいいですよ。受精・繁殖・育成とトータルにやらせて頂いてるので、とてもやり甲斐のある仕事と感じています。

STAFFに突撃インタビュー!

この仕事をやって良かったなと感じる時は?

自分が受精をし、手をかけて育てた牛が元気に育っていくことです。

牛の健康チェックをしています

仕事へのポリシーを教えて下さい!

生き物を育てるということの重みを常に感じながら、責任感をもって仕事する事が大切だと思います。

カドワキ牧場へ就職をお考えの方に一言!

事務職と比べると体力的に辛い部分もあるかも知れませんが、動物が好きな方ですと楽しく働ける事間違いなしです!

 北海道第二牧場

肥育牛にワラを与えているところ

ここでは、繁殖から肥育までの一貫生産を行っています。 夏場に母牛を放牧することにより健康で丈夫な仔牛を産み、育成中は夏場に採草した牧草を十分に食べてすくすくと育っていきます。 牧場スタッフが愛情たっぷりに育てた牛は、生後30ヵ月齢で、北海道の大地から東京食肉市場に出荷しています。皆様に自信をもってご提供させて頂くためには日々の努力が欠かせません。  

 北海道第三牧場

みなさまはじめまして、北海道第三牧場長の今要(こん・かなめ)と申します。先代の教えである『牛から学ぶ』という言葉から色々な事を自分なりに感じています。私が一番大切にしてるのは牛さんに対して『思いやり』ということです。自分が牛さんに何をしてあげれるか、何をするべきか、どうしたら牛さん達は喜んでくれるか?常に自問自答しながら日々の業務にあたっています。第三牧場を任せてもらってることにプレッシャーの日々ではありますが、やりがいのある仕事だと思います。これもまた妻の支えがあるからだと感じています。これからもカドワキ牧場をよろしくお願いいたします。

北海道第三牧場長の今(こん)さんと奥様